【イベント】椿昇展 「GOLD / WHITE / BLACK--Complex」(~3月14日) ※終了しました

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 同展覧会は国際的に活躍する現代美術作家・椿昇が、2009年2月~3月に京都国立近代美術館で開催された「GOLD / WHITE / BLACK」のパワーアップ版です。同館が現在活躍中の美術作家の個展を開催するのはきわめて異例のこと。この展覧会は、国立美術館による挑戦的な試みとして高い評価を受けましたが、当初巡回展の計画はなく、首都圏での開催を期待する声があがっていました。

 そこで、2001年横浜トリエンナーレで椿昇と50mの巨大バッタを共同制作した横浜国立大学教授で北仲スクール代表の室井尚が、北仲スクールのワークショップを通じて準備を進め、京都展の内容に新たな作品・趣向を加えて開催することになりました。本企画は北仲スクール初の主催大型美術展となります。


椿昇「GOLD/WHITE/BLACK--Complex」

会期:2010年3月6日(土)より3月14日(日)

会場時間: 15:00~20:00(平日)、13:00~21:00(土・日)

会場:Think Spot KAWASAKI(川崎市川崎区南渡田町1-1)

入場無料

スペシャル・トーク:3月13日(土)19:00~21:00

主催:北仲スクール(横浜文化創造都市スクール)

協力:JFE都市開発(株)、京都国立近代美術館、ウシオライティング(株)

後援:横浜市、川崎市

協賛:アサヒビール(株)


●椿昇(つばき・のぼる)プロフィール

 関西に拠点を置き、1980年代から現在まで活躍を続けている現代美術作家。森村泰昌、宮島達男などとともに、戦後世代の日本の美術作家を紹介する歴史的な展覧会「アゲインスト・ネーチャー」(89-90年に全米を巡回)に作品《フレッシュ・ガソリン》を発表して注目を集め、1993年にはベネチア・ビエンナーレ、横浜トリエンナーレへの出品、水戸芸術館での個展《国連少年》などを立て続けに登場し、衝撃を与える。人間とテクノロジーやシステムの関係を問い直す作品を通じて、日本や世界各地の人々と、過激で根源的な対話を続ける作風は、さらにうねりを上げて現在に至っている。


●展示について

 元体育館だった巨大スペースには、「GOLD/ WHITE/ BLACK」の世界が大小の4つのスペースに合わせて広がります。仲でも、「mashroom」は全長30m、直径10mのバルーン作品。ロシアの大陸間弾道ミサイルを実物大で再現したものです。そのあまりの巨大さに、京都国立近代美術館では作品が折れ曲がって置かれていました。本展覧会では、椿昇が一目見て「やるなら、ここしかない!」と叫んだ空間で、本来の姿での展示となります。

 椿が提案するのは、過激なほど率直な対話を通じてしか他者や異文化を理解することはできないということ、そしてこの過激な対話なしには、私達の明日の平和は築き得ないというメッセージです。この展覧会は私たちに、『美術は社会を変えていく力を持ち得るのかもしれない』という希望を与えてくれるでしょう。


●椿昇&2009年椿昇展のリンク集

・椿昇official web site

http://unboy.org/

・京都国立近代美術館

http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2008/371.html

・楠見清さん(首都大学准教授)による鑑賞評

http://d.hatena.ne.jp/donburaco/20090307/p1

・山口裕美さん(アートプロデューサー)による鑑賞評

http://tokyotrash.blog.so-net.ne.jp/2009-03-27

・Artist Index:椿昇の作品と経歴

http://www.iip.co.jp/ARTISTINDEX/10/10home.html

・椿昇のDVD予告編

http://www.youtube.com/watch?v=pcmmYNDSdrw

・椿昇インタビュー(横浜シティネットワーク、2005年の横浜トリエンナーレに際して)

http://www.ycan.jp/archives/2005/05/post_26.html

・椿昇、六本木アートナイト(2010年3月27日)に登場!

http://www.roppongiartnight.com/program01/index.html


●スペシャル・トーク

 3月13日(土)19~21時 Think Spot KAWASAKI

 ゲスト 河本信治(京都国立近代美術館学芸課長)

     岩城見一(京都大学大学院元教授、京都国立近代美術館元館長)

     逢坂恵理子(横浜美術館館長)

 予約不要、入場無料


●会場について

 日本重工業発祥の地、川崎。かつてはバレーボールの日本リーグも開催された旧日本鋼管の体育館(現JFE都市開発株式会社「Think Spot Kawasaki」)ーーJR南部支線(または鶴見線)「浜川崎駅」から徒歩5分、川崎駅からも頻繁にバスが通う交通至便な場所でありながら、日本の近代史を体現しているかのような特別なにおいを放つ不思議な空間で、この展覧会は開催されます。

会場:Think Spot KAWASAKI へのアクセス

※各所で配布致しました紙版のチラシ、及び3/10 21時前後までの本Webページにおきまして、鶴見駅と(川崎駅経由)尻手駅の時刻表を左右逆に掲載する誤記がありました。皆様へのご迷惑を深くお詫びしますと共に、訂正させて頂きます。