【H23前期・創造界隈形成プロジェクトWS】開講案内

北仲スクール連続講座(創造界隈形成プロジェクトWS)
「アートとコミュニティVol.3:日本」

→シラバス情報】担当講師:鈴木 伸治(横浜市立大学/横浜市創造都市アドバイザー)
[横浜市立大学大学院 大学院特別講義( 創造界隈形成プロジェクト)]


北仲スクールは「アートとコミュニティ」について連続講座を開催中です。これまでに台湾、韓国を事例に活動の実践者と共に横浜、アジアのコミュニティの展開を学びました。今回は国内を舞台にこれからの都市、アート、コミュニティの姿を探ります。

主催: 北仲スクール(横浜文化創造スクール)、横浜市立大学
共催: 特定非営利活動法人黄金町エリアマネジメントセンター
協力: 横浜トリエンナーレサポーター事務局



<実施予定>

第1回 7/10(日)14:00-16:00 黄金スタジオ集合
テーマ:黄金町の現場から

講師:鈴木伸治(横浜市立大学准教授)
※授業概要とまちあるき    :ルートマップ→


第2回 7/15(金)18:30-20:30 北仲スクール2階
テーマ:石巻から

講師:遠藤一郎(未来美術家)


第3回 7/22(金)18:30-20:30 北仲スクール3階大教室 → 19:00-21:00 AスタジオHINODE
テーマ:前島アートセンターの10年 ~アートとコミュニティの実験の場として~
講師:宮城潤(NPO法人前島アートセンター理事 / NPO法人アートNPOリンク理事 / NPO法人地域サポートわかさ理事 / ワナキオ実行委員会代表)


第4回 7/29(金)18:30-20:30 北仲スクール3階大教室
テーマ:アーティストの仕事、できるコトから

講師:杉山知子(C.A.P(芸術と計画会議))


第5回 8/3(水)18:30-20:30 北仲スクール3階大教室
テーマ:あいちトリエンナーレ2010での長者町地区のまちなか展開について

講師:吉田有里(あいちトリエンナーレ・アシスタントキュレーター)



●遠藤一郎(未来美術家)
静岡県生まれ。車体に大きく「未来へ」と描かれた、各地で出会った人々がそのまわりに夢を書いていく『未来へ号』で車上生活をしながら全国各地を走り、「GO FORFUTURE」のメッセージを発信し続ける。主な活動に各地アートイベントでの展示やパフォーマンス(「別府現代芸術フェスティバル2009混浴温泉世界」わくわく混浴アパートメント、「TWIST and SHOUT Contemporary Art from Japan」BACC(バンコク)、「愛と平和と未来のために」水戸芸術館など)、デザイナー(多摩川カジュアル)、DJ。2009年より凧あげプロジェクト『未来龍大空凧』開始。2010年より柏にてオープンスペースislandの発足に携わる。
http://www.goforfuture.com/

●宮城潤
1972年沖縄生れ(復帰っ子)。沖縄県立芸術大学大学院彫刻専修修了。2000年「前島3丁目ストリートミュージアム」にアーティストとして参加したことをきっかけに前島アートセンター設立に関わる。法人認証に伴い理事長に就任、2006年まで勤める。現理事。(前島アートセンターは今年11月に解散予定)。ドイツ人建築家ティトゥス・スプリーと『wanakio(ワナキオ)』を企画(2002、2003、2005、2008年開催)。那覇市在住。 NPO法人前島アートセンター理事 / NPO法人アートNPOリンク理事 / NPO法人地域サポートわかさ理事 / ワナキオ実行委員会代表

<前島アートセンターとは>
前島アートセンター(MAC)は、那覇市前島3丁目の旧高砂殿ビルを、民間主導の新しい芸術・文化活動の拠点に作り変えようという趣旨のもと、2001年に活動を開始。2002年にNPO法人認証。2007年1月、旧高砂殿ビル閉鎖。2007年10月から2011年4月まで、栄町市場内(那覇市安里)に新スペース「おきなわ時間美術館」を設立し活動を展開。今年4月末の臨時総会にてNPO法人解散を決議、11月解散予定。

●杉山知子
1958年神戸市に生まれる。1984年京都市立芸術大学修士課程修了。1981年より京阪神をはじめとして各地で個展、グループ展を開催。「アート・ナウ」、「水戸アニュアル'92」、「 震災と表現展」など、数多くの展覧会にも出品している。近年は、企業スペースや公共施設に設置するオブジェ制作も手がけている。また一方、1994年にアーティスト11人と、社会と芸術を結ぶ新たな仕組みを創る「C.A.P.(芸術と計画会議)」(2002年NPO法人格取得)を設立。以後アートを軸にした場の提供を積極的に展開している。1997年には、神戸市所有の旧神戸移住センターを使って「CAP HOUSEー190日間の芸術的実験」を開催。以後同建物において約8年間、実験的なアートスペースを運営。様々なアーティストが集うユニークな拠点として広く認知される。2008年には、神戸港第4突堤の上屋にて、「STUDIO Q2」プロジェクトをスタート。2009年6月からは指定管理者として「海外移住と文化の交流センター」(旧神戸移住センター)において、主に芸術の国際交流事業を担当する。1998年兵庫県芸術奨励賞受賞 、2006年神戸市文化奨励賞を受賞。

<C.A.P.(芸術と企画会議)>
「芸術を軸にして様々な人が集い、交流し、互いの価値や考え方を共有するための場を創り提供すること。 そして、一方向的になりがちな市民社会生活を、より柔軟で充実したものにしていくこと」を目的に、1994年11月、11人のアーティストが集まり任意団体「C.A.P.(芸術と計画会議)」を設立。 翌年の阪神淡路大震災では、街全体を美術館ととらえる 「旧居留地ミュージアム構想」を行政に提案。 10月には、フランスのアーティスト達からの義援金をもとに、アートイベントCAPARTY(CAP+PARTY+ART)を開催。以後、CAPARTYと称した参加型イベントやアートセミナーなどを、神戸市街地において展開する。また、1996年には活動を継続していくため、C.A.P.サポーティングメンバーシップを開設し、企業・個人から活動支援金を集める。活動開始から5年後、1999年11月、当時廃屋となっていた神戸市所有の「旧神戸移住センター」において、CAPARTY vol.8「CAP HOUSE -190日間の芸術的実験」を開催。翌年5月に終了したが、その後神戸市との協議で2007年末まで「CAP HOUSEプロジェクト」として暫定的に使用する。2008年、旧神戸移住センターの大規模改修工事着工に伴い、C.A.P.事務局を神戸港第4突堤・上屋Q2号にを移し、新たに「C.A.P.海のうえプロ ジェクトSTUDIO Q2」をスタート。2009年6月、「海外移住と文化の交流センター」にて、CA.P.は指定管理者として、芸術の国際交流事業を担当。「CAP STUDIO Y3」として、アーティストの公開制作、企画・交流展の開催、海外アー ティストの受け入れなどを行う。一方上屋Q2号を使った「CAP CLUB Q2」は、共有のサロンとしてコンサートや各種クラブ活動などを行っている。(2002年4月、特定非営利活動法人格取得)

●吉田有里
1982年、東京都生まれ、愛知県在住。あいちトリエンナーレアシスタントキュレーター。まちなかの空きビルなどを利用し、作品を展示する長者町地区を主に担当。 多摩美術大学大学院美術研究科芸術学専攻修了。2005年〜2006年に北仲WHITEビルにて、芦立さやかとのユニットスペース「YOSHIDATE HOUSE」を運営し、同世代作家の個展を中心にパーティーなどを多数企画。2004年〜2009年BankART1929勤務。2009年より現職。
現在は、2013年のあいちトリエンナーレに向けて、まちなかの活動拠点づくりを進めている。

<あいちトリエンナーレ>
2010年8月21日〜10月31日に愛知県名古屋市で開催された国際芸術祭。国立国際美術館館長(現・京都市立芸術大学学長)の建畠晢が芸術監督を務めた。第1回目は「都市の祝祭 Arts and Cities」をテーマに、世界24の国と地域から131組のアーティストの作品が参加した。中心となる現代美術展では、愛知県美術館、名古屋市美術館といった美術館の中だけでなく、歴史のある繊維問屋街の空きビルや壁面、公開空地等を会場とした長者町会場や、旧ボウリング場を活用した納屋橋会場など、まちなかの様々な場所を会場とした。また、愛知・名古屋を代表するシンボル的な場所であるオアシス21では草間彌生のインスタレーション、名古屋城では池田亮司の大規模なインスタレーションを行った。現代美術作品の展示だけではなく、愛知芸術文化センターのホール、ギャラリーや、まちなかの空間を利用して、多彩な舞台芸術公演やパフォーマンスも数多く実施。来場者数は57万人。 次回の開催は2013年を予定している。トリエンナーレ終了後は、あいちトリエンナーレを応援する「あいちトリエンナーレサポーターズクラブ(通称:LOVEトリーズ)」が勉強会やイベントなど継続的に活動している。また、長者町地区では住民たちによって「長者町界隈アート宣言」が提言され、日常的・継続的に長者町界隈ならではのアートを発信することを目標に、「長者町アートアニュアル実行委員会」を組織し活動を開始している。