都市文化と都市デザインを学ぶ『北仲スクール』、いよいよ試行授業開始~演劇、映像、マンガ、デザイン、メディアなど多彩な授業を開講~

横浜国立大学、横浜市立大学、東京芸術大学、神奈川大学、関東学院大学、東海大学、京都精華大学が共同で運営する新しいサテライトスクール、『北仲スクール』では、2010年4月の開校を目指し、この秋から試行授業を実施します。
 
○試行授業は、連携各大学が通常授業の一部を北仲スクールで実施し、他大学の学生及び一般の方々に公開するものです。
★今回の試行授業は、開講する大学の学生以外は、単位取得はできません(連携大学学生の単位認定は2010年4月以降に受講した科目からになります)。
★2010年4月の正式開校時に開かれる授業とは異なります。また正式開校後のスクールの単位には加算されません。
★受講・参加方法、初回開講日は、授業によって異なります。他大学学生及び一般の受講希望者は北仲スクールにおける初回授業に必ず出席して受講要領を確認してください。

―試行授業一覧―
【授業名】舞台芸術論B (演劇をつくる)
【開講大学】横浜国立大学教育人間学部
【講師】久保井研 (俳優、演出家)
【開講日】 不定期集中(12月および1月予定) 初回;10月13日(火) 17:00-18:30
【授業内容】台本を一本テキストとして選び、そこに登場する役柄を実際に演じることで、演劇が立体的に立ち上がる瞬間を体験していく。「人物の関係性」「コミュニケーション」「対話」がキーワード。
★講義の盛り上がりによって、発表会を企画、実施する可能性があります。
★今後の講義の進展の中で演劇発表会の開催が決定した場合、受講者同士声を掛け合っての自主的な公演準備が必要となります。

【授業名】舞台芸術論C (映画作品をつくる)
【開講大学】横浜国立大学教育人間学部
【講師】望月六郎 (映画監督)
【開講日】 不定期集中(初回時に指示) 初回;10月14日(水) 17:00-18:30
【授業内容】講師のもとで実際にプロフェッショナルな映画製作現場の縮図を体験することができる。受講者はそれぞれ、シナリオ製作、監督、俳優、撮影、照明、編集などの部門を担当し、最後は映画館での上映会に至る。
★自分の関わる作品を本物のスクリーンにかけてみたい人を求めます。
★実際の映画製作にあたり、チームごとに撮影や編集などの日程が組まれます。講義時間を超えて、日常の時間を映画製作に持ち出す気概が必要です。

【授業名】芸術環境論C (マンガ論) 
【開講大学】横浜国立大学教育人間学部
【講師】ササキバラ・ゴウ (編集者、評論家)
【開講日】 木曜日16:30-18:00 初回;10月8日(木)
【授業内容】主に、まんが・アニメーションの分野を対象にして、その現代的なありさま、
背景となっている歴史や環境、文化などを広く検討していく。毎回さまざまな作品を見ながら、その中に問題の手がかりを見出して、一般性のある思考に練り上げていくことを目標とする。
  ★今を知るためには、実は歴史的な感覚が大切です。そのことを身近なメディアの中で考えてみてほしいと思います。

【授業名】映像論C (映画批評について)
【開講大学】横浜国立大学教育人間学部
【講師】梅本洋一 (横浜国立大学教授)
【開講日】 木曜日10:30-12:00 北仲スクールでの初回授業は10月15日(第3回目)
【授 業内容】課題になっている映画作品を映画館で見てもらい、その作品についての批評を書いてくることを前提に授業を進めていく。どうやって映画批評を書くの か、どうやって映画を見る(聞く)のか――提出された批評を俎上に乗せて、何をどのように書けばよいのかを受講生と一緒に思考していく。
★授業から映画批評の新たな転回点を示す批評が生まれることを期待しています。

【授業名】メディアと芸術D (マンガ分析演習)
【開講大学】横浜国立大学教育人間学部
【講師】大里俊晴(横浜国立大学教授)
【開講日】 月曜日17:00-18:30(隔週) 初回授業は10月5日(月)
【授 業内容】マンガというテキストを情緒的に読むのではなく、複雑な記号の集積として捉え、それを多角的に読み解く訓練をする。最初の数回は講師が分析方法の 見本を見せ、それから後は受講者が自らテキストを選び分析をする。全員がそのテキストを前もって読んでこなければならない。第一回目に採り上げるテキスト は、松苗あけみ『僕は天使に嘘をつかない』集英社(現在ネットから入手出来る)。 ★開講までに、四方田犬彦著『漫画原論』筑摩書房、を読んでくること。受講希望の人数によってはそこから小テストを出題して足切りすることがある。
  ★講義開始時間は、学生に合わせて遅らせることもあります。

【授業名】デザインスタジオⅡ ("Urbanism for Design" --Public & Commitment--)
【開講大学】関東学院大学工学部
【講師】中津秀之(関東学院大学准教授)、田島則行(同講師)、石川初(同講師)、田中皇彦(同講師)
【開講日】 木曜日13:00-17:50 北仲スクールでの初回授業は10月15日(第4回目)
【授 業内容】都市や環境に対する鋭敏な感性を養い、自分の目で見て感じて、表現できる力を身につけると同時に、プレゼンテーションの方法論を学び様々な媒体を つかった表現力を身につける。特に現地でのフィールドワークをとおしたディスカッションや議論を行い、客観的な思考を積み上げる力をつけ、同時にそのプロ セスの中からデザインの過程を見つめ直していくことを重要なポイントとしたい。
★今日の都市環境における身体的な経験や情報の過剰によって変わりつつある空間性にフォーカスをあて、21世紀における都市と空間・建築・環境デザインのあり方を考えたい。

【授業名】広報メディア・フィールドリサーチ (メディア資料と実地検証)
【開講大学】東海大学文学部
【講師】水島久光(東海大学教授)
【開講日】火曜日17:00-18:30(隔週)北仲スクールでの初回授業は10月20日(第3回目)
【授 業内容】メディアと歴史および、最新の技術・社会状況とメディアの関係を学ぶ上で重要な博物館、資料館を体系的に見学し、あるいはフィールドワークを行 い、具体的事例に照らしてメディアの役割を検証する。北仲スクールの近くには「新聞博物館」「放送ライブラリー」があり、過去の記事や映像資料を参照しや すい環境にある。特に新聞と戦前、テレビと戦後という時代の関係について考えていきたい。
  ★基本的に参加者各自が主体的にテーマを定め、研究を進めていく。授業ではいわゆる講義は行わず、参加者の研究に個別にアドバイスを行うかたちで進めていく。

【授業名】現代美術論 (マンガという領域)
【開講大学】京都精華大学大学院芸術研究科
【講師】島本浣(京都精華大学教授)、小野耕世(予定)、竹熊健太郎(予定)ほか
【開講日】 2010年2月中の3日間(集中開講)
【授 業内容】マンガということで語られ経験している文化とは何なのか。この視点を核にして、マンガという表現領域の歴史を考えながら、現在における、その境界 性と脱境界性について議論する。最終日には、マンガを含めた、描くという行為についての脱領域的なパフォーマンスを学生とともに行う(詳細は別途案内しま す)。

○ 北仲スクール(正式名称;横浜文化創造都市スクール)とは...
文部科学省による「平成21年度大学教育のための戦略的大学連携支援プログラム」の採択を受けて開校する、横浜国立大学、横浜市立大学、東京芸術大学、神奈川大学、関東学院大学、東海大学、京都精華大学の7大学が共同運営によるサテライトスクール。
都 市文化と都市デザインを二本柱にカリキュラムを構成し、公開講座、ワークショップ形式の講座なども開講。規定単位数を取得した学生には、北仲スクールが独 自に発行する、街づくりや文化イベントプロデュースの専門課程で学んだ者であることを証明する「文化創造都市エクスパート」の修了証を発行する。
正式開校は2010年4月。本年度は、プレオープン期間として10月以降、さまざまな試行授業、ワークショップ、関連イベントなどが行われる。尚、スクール及び各イベントは横浜市の文化芸術創造都市(クリエイティブシティ・ヨコハマ)構想と連携して企画・運営される。
 所在地;横浜市中区北仲通5丁目57-2。みなとみらい線馬車道駅2番出口1分
(1926年竣工の歴史的建造物「旧帝蚕倉庫事務所/北仲ブリック」)
 代表電話 045-263-9075  FAX 045-263-9076 ※10月1日より

<本件についての問い合わせ>
 横浜文化創造都市スクール
企画運営委員会 代表 室井尚
(横浜国立大学教育人間科学部教授)
          電話:045-339-3457 
E-mail:hmuroi@ynu.ac.jp
広報担当 水島久光
(東海大学文学部教授)
電話:0463-58-1211
E-mail:sammyhm@keyaki.cc.u-tokai.ac.jp

【ご注意】
このプレスリリースには配信された2009年9月25日段階の情報が記載されています。